聞きたくもない言葉 ③ 「民意」

2007/12/28 14:02

 

民主主義に反対する気はないが「民意」などと言うものにどれほどの意味があろうか。

あると言えばあるのかもしれないが、おおむね無視し去るのが賢明であろうと思う。

 

しょせんは「だまされ易い女の気まぐれ」程度のものに過ぎないのだ。

別に女性を蔑視する意図は無い。

「女」と言うのが気に入らなければ「男」と読み替えてもらって一向構わない。

 

「民意」などが反映されない方が概ね正しいと言う現実がある。

 

「安保反対」然り!「消費税導入反対」然り!

60年安保の時は岸信介が、消費税の時は橋本龍太郎が退陣させられた。

マスコミはこぞって、時の政権を非難したのではないか。

もし、日米安保条約が破棄されていたら・・・・・?
もし、消費税導入が拒否されていたら、あの失われた十年の間に、日本そのものが失われたのだろう。
考えるだに怖ろしい事である。

 

古くは「日露戦争大勝利」に酔った国民の夜郎自大ぶりは目に余るものがあり、小村寿太郎暗殺を企て、日比谷焼き討ち事件を引き起こしたのが、当時のマスコミに煽られた「民意」によるものではなかったか。

 

さらに言えば、三百年も昔の「復讐劇」がいまだに人気を保っている。

判官びいきか何か知らないが、非が浅野内匠頭にあった事は棚に上げ、マスコミ(瓦版)は大いに民心を煽った。

 

このように「民意」等というものは、その時々のマスコミに操られた人形が発する気まぐれに過ぎないのである。

 

どこのテレビ局であったか不明だが、消費税導入時に街頭インタビューを行った。

人品卑しからざるご婦人に「消費税のことはご存知ですか」と問うた。

その婦人は「もちろん知っておりますわ。反対です!だって軍備に使われるんでしょう?と答えた。

 

消費税に対するこの恐るべき認識は何処から来たものだろうか。

このご婦人が野党政治家と付き合いが無いとしたら、情報源はマスコミ以外に有り得ない。

これが民意の実態なのである。

 

このような雑な認識が「民意」であるとしたら、このような「民意」に耳を傾けたとしたら・・・・・。

 

 

次回 これに関連して  聞きたくもない言葉 ④ 「知る権利」


カテゴリ: コラむ    フォルダ: 政治

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