五言絶句ならぬ十言絶句とは、これは凄いぞ!
漢倭蝦夷国王汚沢朝貢
四百拝跪叩頭人民会堂
汚沢痛切歓喜握手拍照
胡錦涛善隣友好万々歳
蝦夷は「えみし」と読み、後世の「えぞ」とは異なる。
「えみし」は歴史上にある「沼垂の柵」(ぬったりのさく)の越の国、「多賀城」の陸奥国(むつのくに)あたりに蟠踞する蛮族のこと。
朝貢「ちょうこう」 中国の皇帝に対して周辺国の王が貢物を捧げ、これに対して皇帝側
が恩賜を与えること。
拝跪「はいき」 ひざまずき、おがむ事。
叩頭「こうとう」 頭を地べたに、こすりつけてお辞儀すること。
中国皇帝に「会って頂く」ためには「拝跪、叩頭」する事が条件だと中国側は要求する。
「拝跪、叩頭」は中国を宗主国と崇める事を意味し、日本は聖徳太子の時(隋の煬帝親書)以来、それを拒否し続けてきた。
しかし、南北朝の時代に南朝の力が衰微してきたのを恐れ、権威付けの為に懐良親王が、また鹿苑寺金閣で有名な足利義満が勘合貿易の利益を求めて、中国の冊封体制を受け入れた例がある。
利にさといと思われた豊臣秀吉ですら、明朝の万暦帝の勅書に「爾を封じて日本国王と為す」とあるのを、ふざけるなとばかりに拒否し、逆に朝鮮へ出兵したのはご存知の通りである。
このように我が国は、国家統一以降、中国の冊封体制を拒否し続けてきた。
朝鮮が中国の易姓革命の度、宗主の変更を受け入れた事大主義とは完全に一線を画す。
拍照 中国語で写真撮影のこと。
十言絶句の日本語訳(するまでもないか?)
漢の倭の蝦夷の国王汚沢が朝貢した。
四百人の蝦夷が人民大会堂で皇帝陛下に拝跪、叩頭した。
蝦夷の国王汚沢は皇帝が握手、写真まで一緒に撮って頂いた事を、この上ない名誉と慶び転げた。
皇帝はこの程度の事で、善隣友好(冊封体制)が維持できた事を(舌を出して)喜んだ。
ところで、汚沢はどんな貢物を持っていったのだろうか。
「陛下の敵は私めの敵でございます。思慮分別のない鳩山があろう事か、陛下の罪人カーディルとの会合など設定してしまいましたが、私めが直前に潰して参りました。」
「その程度の事は当たり前の事であろう、うん? して今日はどのような貢物を持ってきたのか? え?」
「ははー 恐れ入りましてございます。それはもう・・・・! まずは別室で・・・、えっへっ、へっ、へ !」
このようにして握手、拍照とは相成りました。
中国が負担したのは撮影代だけ、焼き増しではなく、多分「北京の五十五日」ならぬ、「北京の二日」という写真集。
もちろん負担は同行者御一行さま。
安くつきましたね、胡錦涛陛下!
蝦夷の国王汚沢は皇帝陛下と近しくしていただいて、権威づけが出来たと思っているらしい。
いったい、彼等はだれに忠誠を誓い、誰に奉仕するのか!


by iza104
やがてやって来る「新しいステ…